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概要

横浜創英大学

18永遠に変わらない看護の「スピリット」を4 年間で養ってほしい看護学部 教授 本江 朝美HONGO ASAMIケアリングの心を育む 看護において、ケアとは看護の具体的な行為であり、ケアの態度、心の姿勢を示す言葉としてケアリングという言葉を用いています。1、2 年次で履修する基礎看護学では、特にこのケアリングの心を育むことから始めます。このことはそう難しいことではありません。今ここにいる自分を見つめ、自分のありのままを受け止め、そして自分を大切に思うことから始めれば良いのです。自分を大切に思うことができれば、自分と同じように他人も大切に思うことができるようになります。そして、人に関心を持つ、看護に関心を持つ心も育ってきます。さらには、病や障がいで苦しむ人々に向き合い、その人々が抱える苦しみや悲しみを理解し、寄り添う心も育ってきます。 この病む人々に寄り添う心は、学生一人ひとりの可能性を広げます。看護を必要とする人々に、どのようなケアが必要かを真剣に考えるようになります。そうすると、おのずと専門的知識や技術を修得しようと、学生は生き生きしてくるのです。これを昔の教え子は、「永遠に続いている看護のスピリットを学んだ」と言ってくれています。患者さんに寄り添えるナースに また看護を必要とする人々へのケアは、自分の心・体・頭を丸ごと使って行います。つまり看護は実践の科学なのです。それだけに、対象との双方向性の関わりの中で、何に意識を向け、気づき、判断し、解釈し、決断し、実施していくかが求められます。そのため授業では、実際にベッド環境を設定して、様々なケアを行ったり、逆に患者役になってケアを受けたりします。互いに体験することで、患者さんの体験する世界を理解し、その人に寄り添い、その人に合ったケアができるように訓練していくのです。 誰しも可能性は無限大です。看護の知識・技術・態度を学んで、考えて行動する楽しさに気づけば、自分の可能性は限りなく広がっていきます。ここ横浜創英大学で、皆さんが患者さんに寄り添えるナースとして羽ばたいていけるよう応援しています。Message 01MY STORY患者さんにどの角度でどれだけの距離近づくか、また、座る位置によってどのような好感、不快感を感じるかを体験する授業(左写真)。米国コロラド大学大学院への留学時に、ケアリング& ヒーリングを学んだ看護理論家Jean Watsonと(右写真)。がんセンターで看護師として働いていた頃、その人の生き方を尊重することで、たとえ末期の患者さんでも希望が生まれ、最後まで生き生きと過ごされる姿を見てきました。何が健康をつくるのか、そうした問いから「健康生成論」を研究テーマとしています。現在では、ヒーリングタッチでエネルギー環境を整えることが健康生成にどう関わっているかを研究しています。看護学部教員メッセージMessage fromthe faculty members