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概要

横浜創英大学

32大学の4 年間は、保育者としての人柄、感性を磨く貴重な時間こども教育学部 助教 江島 絵理子ESHIMA ERIKOMessage 03現場の様々な側面や現実を知った上で、保育者を目指してほしい 「教育実習」「教育の方法と技術」等を担当しています。幼稚園教諭として現場に立っていましたので、授業の中では、理論にプラスし現場の話をするように心がけています。「天真爛漫で天使のような子どもたち、それを優しく見守る先生…」。保育の現場にこのようなイメージを描いている学生が多いかもしれませんが、もちろんそれだけではありません。学生たちの夢を壊したくないとは思いますが、様々な側面や現実を知った上で保育者を目指し、学んでいってほしいとも思います。学びを深め、自分を知っていく中で、保育者とは違う道を選ぶことになるかもしれません。それもまた一つの選択であり、人の成長に関わる保育という学びは、きっと社会の別の面でも役に立つことと思います。人間的にも成長できる4 年間が、保育現場で大きな違いになる 保育者としての知識や技術の習得はもちろん大事です。積み木を高く積み上げるには土台がしっかりしていなければならないように、知識と技術という基盤がなければ、大きな成長は期待できません。しかし最後に重要になるのは人柄と子どもと共感できる感性だと思います。これは知識や技術で補えるものではなく、いろいろな人と接し、様々な経験を積み重ねていく中で養われていくものです。4 年制大学で学べる幸せは、まさにここにあるわけで、理論を詰め込むだけでなく、人間的にも成長できる時間があることは、保育の現場に出た時に大きな違いをもたらします。 実習が始まると、学生は1 回ごとに顔つきが変わってきます。実習という経験の中で自分自身と向き合い、自分を知ることで、今後の目標を見つけていくことが大切です。失敗を恐れず行動し、与えられたチャンスを大切にしてほしいと思います。そして学生には「日頃が大事」ということを伝えています。言葉づかい、態度、立ち居振る舞いなどは、その場で取り繕っても見抜かれてしまいます。保育者になる自覚を意識して生活する中で、保育者としての感性は育っていくのだと思います。MY STORY市民講座で暑中見舞いはがきやポップアップカードなどの作り方を指導。地域の方との交流の場を設けています(左写真)。幼稚園教諭時代に職場の先生たちと一緒に。左上が江島先生(右写真)。幼稚園教諭として現場も知った上で、養成する側に進みたいと考えていました。現場経験では、学んだ知識を保育実践に活かすことの難しさを感じました。またこれからの保育現場には、保護者との関係づくりが重要なことも実感。大学院へ進み、「保護者の価値観の変容」や「子育て支援」を研究テーマの一つとしました。私自身幼稚園時代の先生のことをよく覚えていることもあり、保育者は子どもの最も大事な時期に影響を及ぼすやりがいのある仕事だと思っています。