7月22日(土)10時~12時に、横浜創英大学の里山を利用し、「よこはま森の楽校」を開催しました。
こども教育学部の田中浩之教授が横浜市から補助を受け、体験を通して森の大切さを市民に知ってもらう「横浜みどりアップ計画」の一つとして開催した企画です。「里山の自然『木の顔』探し」をテーマに、森を構成する木をよく観察することで、木一本一本にも特徴=「木の顔」があることに気づいてもらう活動です。
当日は、子ども18名、大人21名、合計39名の市民が集まりました。学生のお手伝いは7名(1年生 近藤のぞみさん、桑原愛花さん、2年生 福田拓海さん、3年生 佐藤菜咲さん、渡沼千晴さん、増田陸人さん、谷中歩希さん)で、田中ゼミの3年生が中心となり、活動しました。
自然に親しむため、「しぜんの だいすき だいじさがし」をしたり、木の表情を詳しく観察したり、五感をフルに使い活動することができました。
子どもたちは、学生と手をつないで里山を走り回ったり、虫やドングリを興味深く探したりしていました。帰り際に、「また大学に来るからね」と手を振って帰っていたのが印象的でした。
お手伝いの学生の感想から
- 子どもたちが葉っぱや虫に興味を持っていて実際に手に取って見せてくれたり、自然って不思議だねと話したりというやり取りをしました。(佐藤さん)
- 子どもの興味・関心を引き出す方法を田中先生や3年生の先輩方から学ぶことができました。(近藤さん)
- 森に入って自然の音を聞いたり、虫や木を観察したりする機会が、自分自身少なくなっていたので、今日は、とてもいい経験ができたと思います。(桑原さん)
- 普段あまり気に留めないセミの声を聞いたり、風を感じたりして自然に触れることができてとてもよかったです。子どもたちと一緒に活動しているうちに、子どもと同じような気持ちになり、思わず里山を駆け回りたくなる衝動に駆られました。また、子どもと一緒の目線になり、普段の目線では発見できない小さな生き物や植物を見つけることができました。(谷中さん)