平成28年11月7日(月) 本学で横浜市緑区学習支援ボランティア養成講座が行われました

　横浜市緑区及び横浜市緑区社会福祉協議会が主催する「学習支援ボランティア養成講座」が本学の教室を利用して行われました。講師には横浜市北部児童相談所　笠井章氏、NPO法人「育て上げネット」　秋山隼也氏にお越しいただきました。また、本学学生ですでに学習支援ボランティアを行っている4名の学生を代表し、看護学部4年生の後田麻樹さんがスピーカーとして参加し、「東日本大震災ボランティア」サークルの学生たちを中心に約10名が受講しました。

　学習支援ボランティアの活動は、家庭の問題等で高校や大学への進学をあきらめてしまう可能性がある小・中学生に対して勉強のサポートや、悩み相談などを行うことで、進学を支援します。

　笠井先生の講義ではディスカッションを通し、家庭が抱えている問題や、それがこどもに及ぼす影響について参加者が意見を出し、講師から児童相談所の実例を踏まえて解説をしていただき、家庭やこどもたちを取り巻く環境で起こっていることを教えていただきました。秋山先生からは、学習ボランティアの活動について教えていただきました。

　本学の「東日本大震災ボランティア」サークルは、鶴見大学からの呼びかけに対応し、気仙沼の小学生を対象に、夏休みや春休みに学習支援等を行っており、学習する環境が整っていないこどもたちに触れる機会があるので、講師の話を自身の体験と重ね合わせて学ぶことができました。本日の講座や気仙沼でのボランティアで学んだことを、横浜市緑区でも生かしてもらえることを期待しています。

(企画部企画課)