2018.07.17 こども教育学部
こども教育学部田中ゼミ3年生 「ふじようちえん」の見学会に参加してきた!!
まず、園の概要説明ビデオを20分視聴後、園舎の自由見学が行われた。見るものすべてが驚きの連続であった。幼稚園の固定観念を打破した園舎の作りに圧倒された。「屋根の上を走れる」「自然のぬくもりに包まれた空間」・・・・・。
「子どもが育つ道具としての園舎」であると園長先生が言っていた。体験をして自分で獲得していくことに意味があると。それも、ちょっとずつでいいとのこと。
「子どもは、見ようとしたものしか見ていない、聞こうとしたものしか聞いてない」だからこそ、大人が、気づかせてあげることが大切だと園長先生は強調していた。
楕円形の屋根の上を子どもたちが走り回り、あえてデコボコの園庭で体幹を育てる、そんな子どもが本来持っている“自ら育つ力”を引き出す環境を整えているのが「ふじようちえん」であると園長先生は、学生たちに力説していた。デザインの力を教育に生かすといった感じである。
「学生たちもこの園に就職したい。楽しそう。子どもたちも絶対楽しいよ。」
・・・まさに目からうろこの半日だった。
遊具すべてが子どもの育ちにとって意味のある道具であり、子どもたちに気づかせる工夫が要所要所にあり、感心させられた。