高齢者看護学実習Ⅰは、介護保険サービスを利用し、施設で生活する高齢者とのかかわりを通して、コミュニケーション能力の向上をはかり、高齢期を生きる人々の思いや価値観を学ぶことを目標としています。
今年度は、2年生87名が、介護老人保健施設(3施設)および介護老人福祉施設である特別養護老人ホーム(3施設)にそれぞれ分かれて2週間の実習を行いました。学生にとって、この2週間は、講義や演習で学んだ高齢者の特徴および日常生活援助を実際に見学したり、体験したりすることで学びを深めることができ、看護者としての自身の姿勢や態度、課題などを発見できる貴重な機会となりました。そして、実習最終日の「学びの発表会」では各施設のグループでテーマを決めてディスカッションを行い、それぞれの成果や学びを発表しました。
(文責:高齢者看護学領域)