2020.07.16 大学全体
7月6日(月)に小島前学長の最終講義が行われました
2020年7月6日(月)に1年生の必修科目「大学で学ぶとは」において、横浜創英大学の初代学長、小島謙一先生の最終講義が行われました。
最終講義では、「考えて行動のできる人」の育成という本学の建学の精神について、主に「考える」という部分がクローズアップされました。
考える力を養うためには、常に「疑問を持つこと」、そして「観察すること」が重要です。本学は豊かな自然環境に恵まれており、四季折々で楽しめる花や草木など「観察」のための題材がまわりにあふれています。せっかくの身近な題材を見過ごすことなく、よく観察することが大切だという先生のお話に、新入生たちは熱心に耳を傾けていました。
横浜創英大学の教養教育は、「論理性」と「人間性」を育むことを目的にしています。小島先生は最終講義において、物理学者としての論理的思考や冷静な観察眼と同時に、温かい人間性と本学への深い愛情を示してくださったように思います。
なお、講義終了後には、小島先生の功績を称え、名誉教授の称号が北村学長より授与されました。